医者が薬を疑うとき

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750501185
  • NDC分類 499.1
  • Cコード C0095

内容説明

みんなもう少し薬を疑う必要がある―そんな思いで、中立的な医薬品情報誌を出し続ける現役院長が薬との賢い付き合い方を、誠実さにユーモアをまぶして書き下ろした。政治家、お役人、医師、薬剤師、看護婦、患者、患者予備軍のみなさん、必読の書。

目次

序章 やくざ医師と呼ばれて(薬に溺れるまでのいきさつ;医者に欠けていた薬を疑う姿勢)
1章 もらった薬で医者が分かる(薬とのうまい付き合い方;薬に賢くなるために)
2章 怪しい薬を追いつめる(独立情報誌で薬を追う;市民が薬を追いつめる―薬害オンブズパースンの活動;情報公開制度で薬を追う;嘘の効能書きから薬を追う―マラームの活動;臨床試験の実態から薬を追う)
3章 医者の反省に終わりなし(医者は誤診から学ぶ;医者は患者から学ぶ;医者は死から学ぶ)

著者等紹介

別府宏圀[ベップヒロクニ]
1964年、東京大学医学部卒業。都立府中病院神経内科医長、都立神経病院神経内科部長、北療育医療センター副院長、府中療育医療センター副院長などを経て、現在北療育医療センター院長。専門は神経内科。スモン訴訟で原告側証人となり、キノホルムの神経毒性説を明快に打ち出していたスウェーデンのオーレ・ハンソン博士の出廷を要請し、実現した。85年、全国の医師、薬剤師約50人を集めて医薬品・治療研究会を旗揚げし、翌年、月刊誌『正しい治療と薬の情報』(TIP)を創刊
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