内容説明
専業主婦歴11年、ほとんど浦島太郎状態の著者が、いかにして水を得た魚のように仕事ができるようになったのか?そして、なぜ女性のためのビジネススクールを立ち上げたのか。
目次
1章 さすがに年をサバ読みました
2章 プライドを捨てたらチャンスが見えてきた
3章 鈍行の私がいきなり特急に乗ってしまった
4章 時にはノーギャラでチャンスをつかめ
5章 「長井流」主婦から賢く離陸する知恵
6章 もうひと花の咲かせ方、お教えします
著者等紹介
長井和子[ナガイカズコ]
1970年、青山学院大学仏文学科卒業。その後、半年で結婚。25歳で「索漠とした未来」に気づき、2児を育てながら武蔵野美術短期大学商業デザイン科を卒業。31歳でデザイナーアシスタントとして職を得るが、会社の非人間的な扱いに我慢の限界を越え退職。翌年、32歳で宣伝会議コピーライター養成講座入学。翌年、フリーのコピーライターとしてスタート。38歳のとき、広告制作会社ケイ・オフ設立、40歳で東京コピーライターズクラブ新人賞受賞。翌年、(株)アイム設立、女性のためのビジネススクール「アイムパーソナルカレッジ」開講。そこから主婦作家やライター、実業家などが続々誕生している。53歳で玄米レストラン「米夢」(maim)を開く
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感想・レビュー
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あすか
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お借りした本。物語になっているので、どうやってコピーライターへの道を切り開いていったのか、リアルな体験談として読める本でしたー。ただ時代が少し古いというのか、バブリーな雰囲気が感じられて現実感がない部分も。今も割とこんな雰囲気が残っているのかなぁ。著者の長井さんが少しずつ成長していく姿を追いかけて読んでいくと、自分も頑張ろうと思える本でした。2015/02/24
とりぴよ
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青学出ても女子は就職せず結婚するしかなかった時代のお話。働いた経験ない専業主婦だった作者が未来に不安を感じ、6年かけて美大の通信教育を卒業、チャンスを掴みコピーライターとして活躍。生活感を出したくない、子供がいると言いたくないという感覚、今でもギョーカイの方はそうなのでしょうか?専業主婦に対してはかなり厳しいご意見をお持ちです。女性の社会進出の歴史的資料として読んだ。2014/08/02
saki
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2006年頃?読了2006/01/01
おでこ
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主婦を11年していたのになぜコピーライターになりたかったのかが、わかります。家事をこなしながら、やがて売れっ子コピーライターになるまでの、本当のお話。感動、そして主婦ではなくても独身の女性にもおすすめです。2012/12/26