出版社内容情報
パプアニューギニアは長らく未開の地というイメージが根づいているが、独立から50年以上が経ち1000万人の人口と豊富な資源を抱える南太平洋の大国となった。現地の人と暮らし関わってきた執筆者たちが現代社会の実像を鮮やかに描き出すパプアニューギニアの入門書!
【目次】
はじめに
Ⅰ 多様な自然環境
第1章 パプアニューギニアの山地と地質――複雑なプレート運動がもたらした地形
【コラム1】セピック川
第2章 植物の多様性――地理と人類が育んだ自然の驚異
第3章 ニューギニア島の多様な動物――特異な歴史によって生成された動物相
【コラム2】ハナブトオオトカゲの保護にむけた活動と思い
第4章 地域区分――南部、ハイランド、モマセ、アイランド
Ⅱ 石器時代からの跳躍
第5章 ヒトの到来と農耕の起源――世界最古の熱帯農耕
第6章 「石器時代」はいつまで続いたのか?――ポストラピタ期研究のいま
第7章 植民地化――ドイツ、イギリス、オーストラリアによる植民地化
第8章 日本人貿易商――小嶺磯吉による活動の軌跡を辿る
【コラム3】日本人移民
第9章 第二次大戦から独立まで――オーストラリア統治の終焉
第10章 ソマレの時代――パプアニューギニア人による国づくりの始まり
【コラム4】ソマレ首相と柴田中尉の話
第11章 独立後世代――模索する国づくり
第12章 戦争慰霊――慰霊団の活動と遺骨収集
第13章 ブーゲンビル――鉱山・内戦・独立をめぐって
Ⅲ 南太平洋の大国
第14章 国家経済――大規模な資源経済と多数の自給自足民
第15章 鉱物エネルギー資源開発――展開の推移と現況
【コラム5】LNGプラント建設プロジェクトに従事した2年半
第16章 国民国家――対立と葛藤の中で
【コラム6】パプアニューギニアの政体
第17章 我々自身の法へ向けて――慣習はいかに法と裁判に反映されるのか
第18章 観光――自然と民族文化の魅力
【コラム7】私の想うパプアニューギニアの魅力
第19章 すべての児童に質の高い教育を――教育政策の歩み
第20章 人びとが移動するとき――飛行機、車、ボート、カヌー
第21章 航空産業――ニューギニア航空の使命と日本への直行定期便
Ⅳ 保健と医療
第22章 感染症――マラリア、TB、HIVエイズ、下痢症、デング熱、ピッグベル
第23章 非感染性疾患――新たな健康問題
第24章 医療システムと地域保健――ビレッジヘルスボランティ



