内容説明
外交問題や政治利用の文脈で語られがちな靖国神社。本書は、「戦争の記憶の多様性」と「記憶と空間の関係性」といった新たなアプローチから、靖国神社を「戦争記念碑」として事象的に分析し、戦没者追悼の本質と日本の近代史を冷静かつ実証的に問い直す。
目次
第1章 死を動員するということ―靖国神話の起源
第2章 歓喜を制度化するということ―靖国における戦争のスペクタクル化
第3章 嘆きと誇りのネットワーク―地方における靖国神社
第4章 悲嘆を制度化するということ―靖国神社と総力戦
第5章 悼む権利は誰のものか―靖国合祀のポリティクス
第6章 記憶を動員するということ―ポストメモリー世代と靖国
エピローグ 記憶をめぐる争い―カウンター・モニュメントとしての靖国神社
著者等紹介
アキコタケナカ[アキコタケナカ]
竹中晶子。ケンタッキー大学人文科学部歴史学科 教授。博士(美術史)。専門:近代日本史・記憶学・ジェンダー
佐藤雪絵[サトウユキエ]
早稲田大学政治経済学術院 助手。修士(政治学)。専門:韓国政治思想史、韓米関係史、移行期正義研究
梅森直之[ウメモリナオユキ]
早稲田大学政治経済学術院 教授。博士(政治学)。専門:日本政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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