目次
1 グローバル地中海地域(地中海地域をグローバルに観るとは?―ブローデルと梅棹忠夫をつなぐ;南フランスの農業と地中海、そしてその先―グローバルな移動がつくるローカルなもの ほか)
2 環インド洋地域(移動から捉えるインド洋海域世界―空間の概念から関係性の概念へ;和製マジョリカタイル―環インド洋世界における植民地的近代の美的表象 ほか)
3 海域アジア・オセアニア地域(人類の移動史と海域アジア・オセアニア―基層文化からみる海域世界;山里海が織りなす食の景観―カヌーが運んだ食文化 ほか)
4 東ユーラシア地域(ロシア・ウクライナ戦争と〈東ユーラシア〉概念の誕生―日本と隣接地域をめぐる新しい地域研究;東アジア系移住者の食とよき生―グローバルな地域社会のために ほか)
著者等紹介
三尾稔[ミオミノル]
国立民族学博物館/総合研究大学院大学教授。専攻:文化人類学・地域研究論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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お抹茶
4
全体的に文化人類学のアプローチで,地政学や歴史メインではない。地域とはある特定の時代の世界の状況を反映したもので,南アジアといった地域概念は冷戦体制下で確立。イスラエルは,西洋を先進的で良いものと描き,東洋を遅れたものとみなすオリエンタリズムを背景に,西洋文明の擁護者で民主主義の砦という自己意識で戦争を正当化。海域アジア・オセアニアの島々の食文化や植物の栽培方法を観察すると基層文化が浮かび上がる。オセアニアでは中国人が20世紀前半から増え,21世紀に急増。バングラデシュの緊密な人間関係にSNSはぴったり。2026/05/17




