目次
第1章 多重災害下における子どもの発達と支援を問う―大震災と原発事故の影響を受けた子どもに寄り添う視点(大震災と原発事故のなかで育つ子ども―発達を支える研究と実践;子どもの発達とレジリエンス―災害がもたらす影響を見つめる理論と実践;本書の目的と構成―大震災が子どもの発達に与えた影響を読み解くために)
第2章 大震災と子どもの暮らし―地域・社会・教育の視点から生活環境の変化をたどる(大震災と原発事故がもたらしたもの―福島県・いわき市の被害;子どもへの影響;幼児保育施設への影響―A幼稚園の「園だより」の分析から;小活 震災後の子どもを取り巻く環境の変化と保育の歩み―地域・社会・教育の視点から)
第3章 大震災直後に生まれた子どもの発達を見つめて―環境と成長の関係を探る(大震災後の環境が子どもの対人応答性に与えた影響(1)―いわき市と静岡市のタイプ分類
大震災後の環境が子どもの対人応答性に与えた影響(2)―いわき市と静岡市の比較から見えたこと
小活 大震災後の生活環境が子どもの対人応答性に及ぼす影響)
第4章 支援者・小学校教員が語る「子育て」の困難さ―現場の声に耳をすます(「被災者としての私」と「支援者としての私」の二重性―大震災・原発事故を経験した支援者の心理的葛藤の変化プロセス;大震災・原発事故後10年、いわき市の子どもの問題行動;小活 子どものレジリエンス形成に関する支援実践の総括)
第5章 大震災から学ぶ支援とレジリエンスの総括―災害下における子どもと支援者の歩みに寄り添う(研究結果の要約と統合;研究成果の意義と先行研究;研究結果の実践的貢献;本研究の限界と今後の課題;結論)
著者等紹介
鈴木美枝子[スズキミエコ]
博士(人間科学)。東日本大震災・原子力災害伝承館研究員。専門は特別支援教育・発達心理学・保育学。障害児施設での保育実践を経て、特別支援学校においては、学年主任や研修主任などの立場で教育実践や校内研修に携わるとともに、特別支援教育コーディネーター制度が本格化した2014年頃以降は、同コーディネーターとしての役割も担ってきた。転勤等に伴い、その時々の配置や役割に応じて、発達障害や知的障害、肢体不自由のある子どもを対象に、教育課程の編成や指導、医療・福祉と連携した支援体制づくり、初任者研修などに携わってきたほか、教育・研究・実践を往還する活動を行ってきた。現在は、科研費をはじめとする研究助成を受け、福島県双葉郡を主なフィールドとして、災害下および復興過程における子ども・保育者・地域の関係性を、レジリエンスの視点から研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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