目次
第1章 フードレジーム・プロジェクト
第2章 フードレジームの歴史的変遷
第3章 コーポレート・フードレジーム
第4章 フードレジームと「農業問題」
第5章 フードレジームの変革
第6章 レジームの危機と再構築
第7章 フードレジームと価値関係 どの「価値」か?
著者等紹介
マクマイケル,フィリップ[マクマイケル,フィリップ] [McMichael,Philip]
1947年生まれ、オーストラリア出身。米国・コーネル大学名誉教授。ニューヨーク州立大学で博士号(社会学)を取得。同大学やジョージア大学などを経て、1988年からコーネル大学農学生命科学学部のグローバル開発学科(旧開発社会学科)で教育・研究活動に携わってきた。研究面では、開発と社会変容に関する世界史的分析、とくにグローバル・フードシステムの変容とその政治生態学的影響に焦点を当ててきた。1998~2002年に、国際社会学会・食農研究部会(RC40)会長を務めている。また、FAO世界食料安全保障委貝会(CFS)「市民社会メカニズム(Civil Society and Indigenous Peoples’ Mechanism)」や「食料主権のための国際将来構想委員会(IPC)」の学術アドバイザーとして、国際的な農的市民社会運動を支えてきた
久野秀二[ヒサノシュウジ]
京都大学大学院経済学研究科教授。博士(農学、北海道大学)、修士(経済政策、京都大学)。1968年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程中退、北海道大学農学研究科助手、ワーヘニンゲン大学客員研究員、京都大学大学院経済学研究科准教授、アムステルダム自由大学客員研究員を経て、2010年より現職。食と農に関するグローバル・ガバナンスとローカル・ガバナンスについて研究。グローバル次元では、農業資材産業を中心に多国籍アグリビジネスによる市場・技術・資源・規範の包摂とそれを正当化する言説的権力の行使に、ローカル次元では、欧州およびアジアの諸都市を中心に市民的食農イニシアティブと総合的食農政策の形成過程に焦点を当てている
平賀緑[ヒラガミドリ]
京都橘大学経済学部准教授。博士(経済学、京都大学)、修士(食料栄養政策、ロンドン市立大学)
小林舞[コバヤシマイ]
京都大学大学院経済学研究科特定助教。博士(地球環境学、京都大学)。専門は農村社会学、食の地理学、アグロエコロジー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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