多文化共生と民族的マイノリティ―近現代日本をめぐる「人の移動」の歴史から

個数:

多文化共生と民族的マイノリティ―近現代日本をめぐる「人の移動」の歴史から

  • ウェブストアに7冊在庫がございます。(2025年06月23日 03時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750359533
  • NDC分類 334.41
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本社会に増えつつある海外からの様々な移住者の背景の理解を深めるため、在日コリアン女性、中華民国(台湾)系華僑、アメラジアン、フィリピン系日系人、中国帰国者など移住者のルーツのみならず、当事者の経験にも焦点をあて、多文化共生の議論に歴史を振り返る視点を提供する。

内容説明

多様化する人の移動が創発する多文化共生を考える。―JICA緒方研究所・JICA横浜海外移住資料館共催「移住史・多文化理解講座」記念論集。

目次

1部 戦後日本をめぐる民族的マイノリティという経験(ある在日朝鮮人一世女性の「教育達成」―自分史『無窮花』を読む;横浜中華街の「中華民国(台湾)系華僑」―双十節を祝っているのは誰か
アメラジアンが拓く“共生”
フィリピン日系人とは誰か―日本の帝国主義の歴史とかれらの現在進行形の社会運動)
2部 「帰還移民」の経験、日本社会の経験(老齢化した中国残留孤児の困難―エスニック・マイノリティ「日本人」という観点と介護場面を通しての検討;日伯移民の歴史を繋ぎ、紡ぐ―継承ポルトガル語教師の経験;ペルー人と日本社会の35年―日本での多様性と文化資本;〈邂逅〉が創る地域社会―横浜市鶴見区に暮らす2つの沖縄系集団に注目して)
3部 グローバル化と新移民、そして多文化共生(日本における難民の受け入れ;インドネシア人看護師の訪日経験―EPA制度の受け入れの現状と課題;外国人住民の受け入れと「多文化共生」―高齢化が進む団地に住まうという経験;ブラジル人ディアスポラの視点からみる在日ブラジル人―コミュニティ形成と在外投票の分析を手がかりに;重層化する「人の移動」と「多文化共生」―出入国管理体制を中心として)

著者等紹介

長村裕佳子[ナガムラユカコ]
ノートルダム清心女子大学国際文化学部国際文化学科 講師、JICA緒方貞子平和開発研究所 客員研究員。1987年生まれ。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科国際関係論専攻博士後期課程満期退学(国際関係論博士)。専門は中南米への日本人移民史、社会学

坪谷美欧子[ツボヤミオコ]
横浜市立大学大学院都市社会文化研究科 教授。1970年生まれ。立教大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学(社会学博士)。専門は国際社会学、移民研究

蘭信三[アララギシンゾウ]
関西外国語大学国際文化研究所 客員研究員、国際日本文化研究センター 客員教授、上智大学 名誉教授。1954年生まれ。京都大学大学院文学研究科(社会学専修)博士課程中退。博士(文学)。専門は歴史社会学、戦争社会学、国際社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品