出版社内容情報
人間中心のデザインはこれまで気候変動や環境破壊、抑圧等を生み出してきた。では、どのようにモノと中心を共有する新たなデザインの構築が可能なのだろうか。従来のデザインにおける暗黙の了解を解体し、ドゥルーズやラトゥール、インゴルドなどの思想を現実的なデザイン実践と接続した革新的著作!
【目次】
日本語版への序文
謝辞
第1章 序論
第1部 デザイン
第2章 プロローグ フォトボックス/長生きの椅子/オリー
第2章 ノマド的実践
第3章 プロローグ フェアフォン/ポケットラジオ/カー・ア・スートラ
第3章 アーティファクト、オブジェクト、プロダクトのデザイン
第2部 モノ
第4章 プロローグ フォトトロープ/リヒトライン/新しい顔・新しいアイデンティティ/祈りの伴侶/太平洋ゴミベルト
第4章 モノは相互接続的で変容をもたらす
第5章 プロローグ 傾くボウル/ビーイング・ザ・マシン/オブスキュラ1Cデジタルカメラ/モール
ス・シングス/ブルゴーニュ・ブラック・コラボラトリ/ミネラル付着工場:水中テーブル
第5章 モノは関係的で生気的である
第3部 デザイナー
第6章 プロローグ プロトタイプに住む/グリーンスクリーン・ドレス/スーパーサーフェス/こどもの村
第6章 デザイナーは経歴書である
第7章 プロローグ 反経歴書とライフパッチ
第7章 デザイナーの協議体
結論
第8章 ともにデザインする
解説 つくり、つくられる人間以上の絡まり合い
訳者あとがき
参考文献
索引