出版社内容情報
世界の中で最も劇的に多人種・多民族的な国となったブラジルは自然環境や生物群系も多様で、世界に類を見ないほど多様な食文化がある。シュラスコやフェイジョアーダといった代表的な料理だけでなく、基層の食文化と移民の食文化、ブラジルの食習慣や酒場文化までを網羅した究極の入門書!
目次
1 総論
2 基層食文化
3 主な移民食文化
4 ブラジル食文化直射
5 様々な食材・食品加工の諸相
6 飲料
7 地方料理
8 暮らしの中の食文化
9 文学者とブラジル食文化
著者等紹介
岸和田仁[キシワダヒトシ]
日本ブラジル中央協会常務理事、隔月刊情報誌『ブラジル特報』編集人。企業駐在員としてブラジル在住のべ21年(ノルデスチ15年、サンパウロ6年)
麻生雅人[アソウマサト]
ブラジル食文化研究家。執筆、講演、催事のコーディネートなどを行う。現在までに40回以上渡伯して全国各地の食文化、テロワールを調査している。近年は国民酒カシャッサの研究及び日本での普及に尽力。ブラジル情報サイト「Mega Brasil」編集長、「カシャッサ・カウンシル・ジャパン」主任研究員も務める
山本綾子[ヤマモトアヤコ]
東京出身。お茶の水女子大学(生活文化専攻)卒業。日本貿易振興機構(JETRO)勤務を経て、ブラジルの地勢が異なる4都市(サンパウロ、ベレン、ブラジリア、クリチバ)に暮らす。その間、ブラジリア連邦大学(UnB)観光学修士号を取得。SENAC(職業訓練機関)のブラジル郷土料理/家庭料理/菓子の各コースを修了。日本とブラジル両国で発行する各種媒体にブラジル文化全般について執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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