内容説明
ライフコース研究の金字塔『大恐慌の子どもたち』につながるもうひとつの成果、待望の刊行。1900年前後にアメリカに生まれた調査対象者の教育・職業・育児・家庭生活等を20世紀末まで追跡調査した研究成果であり、著者のひとりグレン・H・エルダー・Jr.による名著『大恐慌の子どもたち』の姉妹版ともいえる貴重な記録の邦訳版。
目次
第1部 未知の世界に踏み出すこと(新世紀のアメリカ人―1900年世代)
第2部 人生を切り開く―1910‐30年(カリフォルニアにやって来たぞ!;男性たちの生き方;女性たちの生き方;結婚生活での共同と別離)
第3部 大恐慌の時代―最悪と最良の時代(災厄と恩恵;深刻化する窮乏期;苦難の時代の育児;親族との関わり)
第4部 国内での戦争(戦争の家庭への影響;働く女性たち;世代から世代へ)
第5部 時代と人生の変化(老年期に過去を振り返る)
付録