目次
第1部 “価値の多元化”と“社会の統合”(「地球市民」に人類はなり得るか;文化の壁は越えられるか;シティズンシップは普遍性を担保できるか;「多元的」シティズンシップをどう理解するか)
第2部 “教育”と“国家の統合”(他者との境界はいかに自覚されるか;国民教育の中での世界文化遺産 シンガポールの小学校社会科を例として;シンガポール植物園における「世界遺産教育」の特色と意義 シンガポール教育省の世界文化遺産を扱う教育との比較を通して;「顕著な普遍的価値」への疑心 「淡水紅毛城及び周辺の歴史建築群」を例として;台湾における歴史の構築と相対化への志向 日本統治期につくられた文化遺産に着目して)
著者等紹介
金野誠志[カノウセイシ]
昭和38年尾道市生まれ。文教大学教育学部卒業後、広島県公立小学校教諭(シンガポール日本人学校教諭:文部省派遣、鳴門教育大学大学院学校教育研究科学校教育専攻修了:広島県教育委員会派遣を含む)・教頭を経て、鳴門教育大学大学院学校教育研究科准教授。現在、同大学大学院教授(兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士課程教授兼職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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