反中絶の極右たち―なぜ女性の自由に恐怖するのか

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反中絶の極右たち―なぜ女性の自由に恐怖するのか

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750358628
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0036

内容説明

ミソジニーに潜む“人種大交替”陰謀論を暴くとき。極右の中で白人の滅亡への恐怖は、女性の中絶を阻む意志へと直結している。超富裕層の資金を得てアメリカ政治で主流化し、欧州でも覇権を握りつつあるファシズムの最深部を、気鋭のフェミニスト・ジャーナリストが追う。

目次

第1章 イデオロギー―ファシストが考える女の居場所
第2章 過激論者―反中絶の極右たち
第3章 潜入―極右の政治を主流に運ぶネットワーク
第4章 同盟者―極右陣営に付く(一部の)女たち、伝統的な妻から反トランス活動へ
第5章 金―反中絶右派の資金源は誰なのか
第6章 政治家たち―極右はいかにして世界の政府を動かすのか
第7章 転換点―どちらの未来を私たちは選ぶのか

著者等紹介

ノリス,シャン[ノリス,シャン] [Norris,Si^an]
作家兼、調査報道ジャーナリスト。英国のByline TimesやopenDemocracyなど、さまざまな媒体で極右運動とその主流派への移行を取材。2012年にはブリストル女性文学フェスティバルを立ち上げ、8年間運営した。英国のフェミニズム運動の第一人者であり、男性による女性への暴力から移民の権利、貧困と不平等に至るまで、多岐に及ぶ執筆活動がThe Guardian、New Statesman、The iなど多くの新聞・雑誌に掲載されている

牟礼晶子[ムレアキコ]
独立行政法人内部翻訳・編集者を経て現在フリーランス翻訳者。女の空間NPO理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

V8おじさんと空飛ぶコロッケ

5
痛烈。欧米を中心に行われている女性の権利の抑制がどのように進行しているのかを、詳らかにする一冊。読んでいて気分が悪くなるほど、醜悪なメカニズムになっており、絶望感が増す。一部の金持ちがカルト的な思想を資本力に物を言わせて、政策をゴリ押ししていく。議席の確保のために、そこに乗っかる保守政党。 解説にもある通り、ファシズムと女性の権利の抑制が一体になっていると分析されている点が、個人としては非常に目から鱗というか、なぜそうなるのかも含めた鮮やかな論理だと感じた。 読むのに時間がかかったけど、読めてよかった2025/02/19

jam

4
読みごたえがありまくる本だった。なぜ極右が反中絶の運動をするかというと、リプロダクティブライツは女性の自由の根幹にあり、女性を自由にすることに極右は恐怖を覚えるから。白人男性が中心の世界、家父長制に戻したい極右からすると女性の自由は邪魔なのでそれを覆したいという気持ちが強い。この運動にヨーロッパの貴族から資金が出ているというのもなかなか考えさせられる。結局貴族ってそうなんだなあ。2025/03/27

はむ

3
必読すぎる。世の中はどうしようもなく衆愚が、白痴が多く、そして資本主義が、ネオリベラリズムが奴らを肥え太らせている。右傾化というが、白痴化だろう。人種交替論、馬鹿馬鹿しすぎる、が、クルド人だ朝鮮人だ中国人だと喚き散らす馬鹿に満ちたこの国でも、同じ頭の悪い言説によく出会うわな。自由を恐れるファシスト、白痴達よ、哀れ!2025/05/15

Go Extreme

3
極右のイデオロギー:ファシズム 男性支配 伝統家族 女性抑圧 再生産労働 白人至上主義 ジェンダー統制 反中絶運動:宗教右派 政策影響 虚偽情報 危機妊娠センター ロー判決撤回 政治介入 妊娠管理 ネットワークと資金:極右団体 資金提供者 ロビー活動 メディア操作 文化戦争 陰謀論拡散 情報戦略 政治と極右:トランプ政権 ヨーロッパ極右 ハンガリー政策 EU対立 ジェンダー攻撃 法改正 保守政策 女性の権利への影響:自己決定権 フェミニズム対立 反トランス運動 ジェンダー議論 抵抗運動 社会分断2025/03/05

ちり

2
“マルクスは人間には社会を変える力と自由がある、そしてもっと重要なこととして、人間は社会によって変えられもする、と主張した。固定した自然秩序があるという信念を傷つけるこの発想は、ファシズムにとって耐えがたい/女の自由が極右を恐怖させるのは、社会は変化しうる、社会の進歩に応じて人は変化しうる、白人男性至上主義は固定された自然状態ではない、という意味になるからだ。女性の解放は極右の世界観を丸ごと破壊する。だから女を野放しにしてはならないのだ”2025/05/12

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