出版社内容情報
産む・産まない・産めないを、国家や医療、他者が管理しようとするこの世界で、「わたしたち」は自身の経験を語る。日本における中絶の歴史を振り返り、当事者の声と、支援者や研究者、取材者などの立場で様々な中絶を見聞きした人たちの声を収録。
内容説明
産む・産まない・産めないを、国家や医療、他者が管理しようとするこの世界で「わたしたち」は自身の経験を語る。日本における中絶の歴史を振り返り、当事者の声と、支援者や研究者、取材者などの立場で様々な中絶を見聞きした人たちの声を収録。
目次
第1部 中絶をめぐる長いお話(妊娠したら産むしかない?―堕胎罪と優生保護法;中絶を禁止する動きと女たちの抵抗―表現と記録;わたしの身体、わたしが決める―リプロとSRHR)
第2部 わたしの経験(自由に産めないのなら、とコンドームを買った;目が覚めて、「この世に戻れた」と思った;手話通訳はなく、説明がわからない ほか)
第3部 様々な経験に接して(孤立出産;若年女性と沖縄での中絶;一〇代の妊娠葛藤 ほか)