内容説明
産後うつ、育児のストレス、夫婦関係の悪化、そして子どもへの虐待など、出産と子育てに対する不安は数多くあります。これらの不安を軽減し、親としての意識を育て、夫婦で協力的に子育てを進めるためには、なにより出産前からの教育が必要です。
目次
第1章 なにも準備しないと二人は同時に親になれない
第2章 出産前教育としての「コペアレンティング促進プログラム」の実践
第3章 産後うつ予防プログラム「共感セッション」の実践
第4章 産前からの親準備教育「親になるための講座」
第5章 産前からの子育て教育
第6章 思春期から行う虐待予防教育
第7章 高校生を対象とした「共感のセッション」の取り組み
第8章 産前からの親のための講座を実践してみて
第9章 子育て奮闘中!父親からのメッセージ
第10章 フィンランド教育における親準備教育の取り組み
第11章 産前からの子ども虐待予防教育が必要
著者等紹介
柴田俊一[シバタシュンイチ]
専門分野、臨床心理学・子育て支援・子ども虐待予防。現職、常葉大学健康プロデュース学部こども健康学科、大学院健康科学研究科臨床心理学専攻、特任教授(臨床心理士・公認心理師)。保健所の心理相談員の仕事から始まり、福祉事務所の家庭児童相談室、児童相談所の児童心理司まで行政の中で27年現場の仕事をしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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