内容説明
世の中のしくみを知るための78のヒント。社会に出てからも役立つ能力とはどのようなものか。身近な問題から歴史や文化、グローバルなテーマまで、「教養」の基礎となる課題を、公立高校の社会科入試問題を取り上げながら丁寧に解説し、庶民のための「世の中を知るための学び」のあり方を模索する。
目次
序章 世の中で求められている能力と知恵
第1章 日本の生活と文化
第2章 日本の歴史を知り今を知る
第3章 今の日本の経済を知る―もの作りと消費の関係
第4章 日本の政治を知る―住みやすい社会をつくる
第5章 未来の社会を考える―持続可能な社会って何?
第6章 地球規模の話―グローバル化した社会を知ろう
終章 豊かな人生を育むリベラルアーツとは
著者等紹介
小宮山博仁[コミヤマヒロヒト]
1949年生まれ。教育評論家。元放送大学非常勤講師。日本教育社会学会会員。日本教育学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Go Extreme
1
分断化した社会の始まり 「強い国家」「郷土愛」の罠 政治や経済を「人任せ」 成熟社会の学びの動機付け難 学びから逃走する子ども 受験のための勉強に集中 「何のために学ぶのか」の欠如 社会に関心を持つ大切さを伝えず 受験・学歴・出世だけでは持続せず 生活に密着した社会科の知識 稲作は日本人の心のルーツ 江戸の旅は庶民のレジャー 歴史は感情移入して検証 御恩と奉公は現代の企業と労働 景気変動と安定化政策 金融政策は効果薄れる成熟社会 「郷土愛」「愛国心」は具体的理解から 公正と平等、効率と無駄の視点2025/04/25
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