目次
序章 問題の所在と研究方法
第1部 オスマン帝国支配下のアルジェリア農村社会(アルジェリアにおけるトルコ人国家の形成と支配構造の変容;トルコ人国家デイ政権下の土地制度と社会階層;一九世紀初頭の地中海と「アルジェリア危機」―トルコ政権崩壊の過程に関する一考察)
第2部 フランス植民地政策とアルジェリア農村社会の変容(アルジェリア植民地化と行政町村(コミューン)の形成
フランスによる軍事的占領下の土地政策と国有地の形成(一八三〇~五一年)
アルジェ州ミチジャ平野における原住民隔離政策と土地所有の再編成(一八五二~六四年)
アルジェリアにおける一八六三年元老院決議(土地法)の適用と農村社会の再編―植民地行政町村(コミューン)の形成をめぐって
アルジェリアにおける一八七三年ワルニエ法と私的土地所有権の成立―原住民からヨーロッパ系入植民への土地所有権の移転)
第3部 アルジェリア植民地社会の構造とその崩壊過程(二〇世紀の植民地社会の構造;アルジェリア独立戦争と農村社会の変動;アルジェ州北部の新村落の成立過程)
終章 アルジェリアにおけるフランス植民地主義と歴史認識
著者等紹介
小山田紀子[オヤマダノリコ]
新潟国際情報大学国際学部教授。1984年津田塾大学大学院国際関係学科研究科博士課程単位取得満期退学(2014年国際関係学博士)。エクス・アン・プロヴァンス政治学院客員研究員(2018~2019年)。専門は、マグリブ近現代史とくにアルジェリア近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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