内容説明
多様な文脈から描き出す韓国教育の姿。韓国教育の歴史的な側面や基本的制度を押さえつつ、初等中等教育から高等教育、生涯学習まで、具体的な事例を交えて最新かつ幅広い教育事情を網羅的に概説し、各分野における近年の変化や改革を考察する入門書。
目次
第1章 韓国教育の歴史と伝統
第2章 教育行政制度
第3章 就学前から高校までの教育
第4章 学校生活・文化
第5章 高等教育
第6章 教師
第7章 学びの機会の保障
著者等紹介
松本麻人[マツモトアサト]
名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。専門は比較教育学。韓国の高等教育、特にその歴史に関心がある。1997年、韓国人の友人との出会いを通して韓国と縁ができる。汁物をつまみにソジュをやるアジョシにちょっと憧れている
石川裕之[イシカワヒロユキ]
京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部教授。専門は比較教育学。大学院在学中に韓国の大学に交換留学。学生寮で慶尚道出身の韓国人ルームメイトと1年間暮らし、やや慶尚道訛(なま)りの韓国語が身につく。その韓国語も最近は鈍(なり)り気味
田中光晴[タナカミツハル]
文部科学省総合教育政策局調査企画課専門職。専門は比較・国際教育学。韓国の学校外教育に関心がある。日韓共催ワールドカップの際に「赤い悪魔」として応援して以来、韓国にはまる。チュユクトッパプとの出会いは今でも忘れない。鳥致院をこよなく愛する韓国ウォッチャー
出羽孝行[デワタカユキ]
龍谷大学文学部教授。専門は比較教育学、異文化間教育学。学部在学中に韓国・東国大学校慶州キャンパスに交換留学したのをきっかけに語学学院のテキストで朝鮮語を勉強してみる。就職後の2014年には念願のソウルにて師範学部客員教授生活を過ごす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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