山よりほかに友はなし―マヌス監獄を生きたあるクルド難民の物語

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山よりほかに友はなし―マヌス監獄を生きたあるクルド難民の物語

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750357126
  • NDC分類 369.38
  • Cコード C0036

内容説明

「文学は読者を難民収容所へと誘い、被収容者たちの生活を体験させ、目撃させる」全豪伝記文学賞、ヴィクトリア州首相文学賞、ニューサウスウェールズ州首相文学賞、オーストラリア図書産業賞などを受賞し、これまで18の言語に翻訳された世界的ベストセラー、待望の邦訳!

著者等紹介

ブチャーニー,ベフルーズ[ブチャーニー,ベフルーズ] [Boochani,Behrouz]
作家、ジャーナリスト、映画監督。1983年、イランのイーラームにクルド人として生まれる。テヘランにあるタルビアット・モアレム大学とタルビアット・モダレス大学に学び、政治学の修士号を取得。クルド語雑誌Weryaの記者として活躍。2013年、イラン政府の弾圧を逃れて、ボートピープルとしてオーストラリアに庇護を求めたが、パプアニューギニアのマヌス島にある難民収容施設に強制収容される。その体験をもとに書かれた『山よりほかに友はなし』は、ヴィクトリア州首相文学賞、ニューサウスウェールズ州首相文学特別賞、全豪伝記文学賞など数多くの賞を受賞し、世界各国語に翻訳されている。シドニー大学のシドニー・アジア太平洋移民センター(SAPMiC)やカンタベリー大学など多くの大学や研究機関で客員研究員を務める。ペン・インターナショナルの名誉会員

トフィギアン,オミド[トフィギアン,オミド] [Tofighian,Omid]
哲学者、翻訳者、人権活動家。イランのテヘランに生まれる。後に両親とともにオーストラリアに移住。シドニー大学で哲学と宗教学の学士号を取得し、ライデン大学で哲学の博士号を取得。カイロのアメリカン大学で哲学の准教授を経て、シドニー大学とニューサウスウェールズ大学で研究員を務める。哲学を通して市民メディア、レトリック、宗教、大衆文化、トランスナショナリズム、強制移住、差別といった問題を考察している

一谷智子[イチタニトモコ]
西南学院大学外国語学部外国語学科教授。博士(文学)。専門領域はオーストラリア文学、ポストコロニアル・スタディーズ、環境文学

友永雄吾[トモナガユウゴ]
龍谷大学国際学部准教授。総合研究大学院大学地域文化学専攻修了。博士(文学)。専門領域は社会・文化人類学、オーストラリア先住民研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チェアー

6
人間を人間と見ないシステム。そのシステムに安住する人々。見えなくされている中で生き続ける難民。この構図を何とかして変えなければならない。そのことを強く訴える本だった。読みにくい本なので、翻訳者あとがき、日本語版へのあとがきなど、巻末に置かれた文章を先に目を通しておけば、本文の位置づけなどが分かりやすい。 2024/04/29

takao

1
ふむ2024/08/05

しょう

1
平和に暮らせるなら、誰もが自分の国を捨てるなんて事は無いはず。それでも難民になる事を決心したのに…。壮絶な出国。その先も悲惨な環境が待っているとは。難民受け入れのテレビ報道を観ては、良かった!と思っていた自分が恥ずかしいです。受け入れる国側にも色んな問題が発生すると思いますが、人を尊重し、責任持って対応して欲しいです。考えさせられた作品でした。2024/06/10

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