目次
序章 インクルーシブ教育の概念整理と研究視点
インクルーシブ教育のグローバルガバナンスと特別支援教育―その相克と連携可能性
第1部 南アジア諸国のインクルーシブ教育(ネパール―包摂性と教育政策の課題;スリランカ―政策形成の過程と残された課題;モルディブ―インクルーシブ教育と共生社会の関係 ほか)
第2部 東南アジア諸国のインクルーシブ教育(ベトナム―和入教育の展開;カンボジア―政策と実践にみる平等性と公平性)
第3部 サブサハラアフリカ諸国のインクルーシブ教育(ケニア―統合教育から得られた知見を活かす;マラウイ―国際的アジェンダの現地適合性;エチオピア―インクルーシブ教育の「文脈化」 ほか)
終章 持続発展的なインクルーシブ教育の創造に向けて
著者等紹介
川口純[カワグチジュン]
筑波大学人間系准教授を経て、早稲田大学国際教育協力研究所招聘研究員。専門:比較・国際教育学、国際教育開発論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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blanca_flor
3
卒業研究文献。ようやく読了。完読までに物凄く時間がかかった…。 グローバルサウスの11ヶ国の障害児教育のとインクルーシブ教育の実態が書かれていた。 結びや考察部分が分かりやすくまとめられていたと思う。 各国にインクルーシブ教育が十分に浸透していない背景には、文化や障がいへの価値観の影響、予算、教員養成制度の不十分さetc.といった様々な問題が介在していることが分かり、『深いな』と感じた。 難しい単語の羅列で読むのも大変だったが、この苦労もなんとかして卒論に活かさねば…。2024/07/10
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