感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かつきち
2
短期で再読。光る君へをみてキャラのイメージが付いてきたし、他の書籍やネットの感想や情報で解像度が上がってきたので、再読したらめっちゃ頭に入ってびっくりした。 一回目は基礎知識を付けるのに必要だったけど、短期再読はいいね。文中で名前が出ても誰かわかるから紹介されるエピソードや人物像も理解が深まる。 光る君へ関連だけでなく、知識を広げたい時になかなか短期再読は有効だな、と認識した。2024/02/12
かつきち
2
光る君への予習を兼ねて買ったが、紫式部周辺、つまり光る君への登場人物を、最新の研究をもとに知ることが出来る。父為時、夫宣孝、主人彰子、一条天皇、道長などもだが、宰相の君は存じ上げなかった人物で、美人の才女としてドラマへの登場が楽しみに思った。紫式部自体謎の部分が多い人物だが、周辺でこれほど研究が進むと間接的に紫式部の人物像が見えてきて、なるほどタイトル通り「紫式部を創った王朝人たち」の本だった。2024/01/12