目次
第1章 境界としての桂川(古代;中世~近世;「桂男」、「桂女」をめぐって;近現代の桂川;京都の坤協会としての桂川)
第2章 桂川に南面する吉祥院(吉祥院天満宮近辺;南條―吉祥院菅原町近辺;西條―吉祥院西ノ茶屋町近辺)
第3章 桂川に北面する久世(久世大築町近辺;久世殿城町近辺;久世上久世町近辺)
終章 「坤の境界」が持つ意味(地理的周縁と身分的周縁;癒し、再生の場としての周縁;中心による周縁の位置付け;都市・京都の中心と周縁;おわりに)
著者等紹介
中西宏次[ナカニシヒロツグ]
1946年8月、京都西陣の聚楽第東堀跡に生まれ、育つ。1971年から2007年まで大阪府立高校教員(社会科、地歴公民科)、2009年から2014年まで京都精華大学人文学部特任教授。2014年から2020年同大学特別研究員、非常勤講師。現在は京都民衆史研究所・代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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