目次
1 一時保護所とは何か(一時保護所の成り立ち、課題、取り組み;一時保護ガイドラインの方向性と課題)
2 環境・評価・研修(子どもにとっての環境とは;生活空間を再設計する;第三者評価を洗い直す;職員研修の制度検討)
3 現場からの声(シェルターで守る子どもの権利;中野区の児童相談所の設置と運営;自治体の新たな取り組み)
4 これからの一時保護所に向けて(改革には何が必要なのか;子どもたちにとってより良い一時保護所とは)
著者等紹介
和田一郎[ワダイチロウ]
学習院大学理学部卒業後、茨城県入庁(行政事務)。在職中に筑波大学にて修士(環境科学)及び博士(ヒューマン・ケア科学)取得後、日本子ども家庭総合研究所にて一時保護等の研究をおこなう。子ども総研が事業仕分けにより廃止になったため大学へ転じ、現在は獨協大学国際教養学部教授(数理データサイエンス領域)。専門は政策評価、行政DX、こども論
鈴木勲[スズキイサオ]
名寄市立大学保健福祉学部社会保育学科准教授。自治体の福祉職として、障害児支援施設等で勤務の後、児童相談所で児童福祉司や一時保護所の児童指導員として勤務する。その後、新島学園短期大学コミュニティ子ども学科、公立大学法人会津大学短期大学部幼児教育学科を経て2022年4月より現職。社会福祉士、保育士。専門は社会的養護、子ども家庭福祉(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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