目次
第1部 多言語センターFACILの24年(設立までの社会状況―日系人受け入れ政策、阪神・淡路大震災;震災復興の外国人支援からコミュニティビジネスへ;運営形態の模索―任意団体からNPO法人、そしてグループ運営へ;現在の活動状況―二〇一七年以降;FACILのミッションと世代交代)
第2部 兵庫県の医療通訳システム構築モデル事業(医療通訳への日本社会の動き;兵庫県の医療通訳関連事業開始の背景;助成金事業として独自で活動展開―二〇〇三~二〇一〇年;医療機関側の経費負担へ―二〇一一~二〇一六年;同行通訳から遠隔通訳へ―二〇一七年以降;制度化に向けて)
第3部 外国にルーツを持つ住民のキャリアパス―多文化共生社会の仕事づくり(ポルトガル語翻訳・通訳者 松原マリナさん;英語翻訳者 バーナード・ファーレルさん;タガログ語翻訳・通訳者 林田マリトニさん;中国語翻訳・通訳者 謝沛睿さん;ベトナム語翻訳・通訳者 ハー・ティ・タン・ガさん)
著者等紹介
吉富志津代[ヨシトミシズヨ]
武庫川女子大学心理・社会福祉学部教授/国際センター長。南米の領事館秘書を経て、1995年の阪神・淡路大震災後は、外国人救援ネットやコミュニティ放送局FMわぃわぃの設立に参加し、多言語環境の促進、外国ルーツの子どもの教育、外国人自助組織の自立などの活動に従事。2011年より、大阪大学大学院、名古屋外国語大学などの教員を経て現職。その他、NPO法人たかとりコミュニティセンター常務理事、兵庫県長期ビジョン審議会委員、兵庫県人権啓発協会人権問題研究アドバイザー、FMわぃわぃ代表理事(2016.3まで)など。神戸大学修士(国際学)、京都大学博士(人間・環境学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。