目次
第1章 絵心のはじめ(NPO法人の仕事をリタイアして;火事跡に油絵具が;京都精華大学での共同研究「ヨーロッパ・ヌード絵画に見る女性像」)
第2章 ヌード絵画から読み解く女性像(ルネッサンス期の女性の描かれ方;魔女として描かれる女性たち;聖母マリア像;19世紀を中心とする近代のヌード絵画;女の身体の破壊と20世紀のヌード絵画)
第3章 フェミニズムがアートを変える(フェミニズム・アートの時代を迎えて;日本のフェミニズム・アート運動;表現する女性たち)
第4章 女性と「ベール」の文化史(タリバン復権、アフガン女性の今;イスラム教のベール;キリスト教のベール;「ベール」は文化の問題か女性差別か;グローバル時代のジェンダー論、フェミニズム運動論;最後に;最後の最後に―フェミニズムをみんなのものに)