目次
第1章 衣服のジェンダー論(衣服とは何か―衣服の文化論;衣服の権力論;前近代の服装論)
第2章 異性装論(異性装という問題;聖女たちによる男装;騎士となった女性―「シランス」の場合;手段としての女装)
第3章 セクシュアリティとジェンダー(西洋中世におけるレイプの構造;レイプ犯罪の現実を見る;中世末期の娼婦たち)
第4章 西洋中世における教会とジェンダー(教会法による結婚;カトリックと女性聖職者;教皇になった女性)
第5章 中世のマスキュリニティ(グレゴリウス改革とマスキュリニティ;中世におけるハゲとマスキュリニティ)
著者等紹介
赤阪俊一[アカサカシュンイチ]
元埼玉学園大学教授。現関西学院大学大学院非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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拡がる読書会@大阪
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中世のヨーロッパにおける男女の役割、ジェンダーロールを考えた本作。 世界でのジェンダー問題は意外と中世ヨーロッパのキリスト教が基準となってしまっているのではないか?ということでした。 あったりと性的役割の葛藤は当時からあったようです。 多様性をいうならばその国々の価値観で性的役割があっても良いのではと思いますが、現代は情報が入り乱れてているようで、どこかが基準になっているのに気付かされるお話かもしれません。 https://note.com/sharebookworld/n/nba71df63bd612023/10/29
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