出版社内容情報
ゴシップからはじめる不真面目な英国哲学入門。アンスコム、ストローソン、パーフィット、ケンブリッジのウィトゲンシュタイン……明晰で分析的な文章の裏にある、哲人たちの一風変わった人生とは。好評を博したウェブ連載の紀行エッセイを3万字増量して書籍化。
Chapter1 オックスフォードに行ったら大学がなかった話
Chapter2 ライルのカテゴリーミステイク
Chapter3 「ロンが生きてるなんて珍しいね」
Chapter4 エアの新婚旅行とウィーン学団
Chapter5 哲学者のための学校――オックスフォードの哲学教育(1)
Chapter6 ライルの大学院改革――オックスフォードの哲学教育(2)
Chapter7 どのオースティン?
Chapter8 仲間に噛みつく猟犬――オースティンの二つの研究会(1)
Chapter9 哲学の生じる場――オースティンの二つの研究会(2)
Chapter10 苦悩する男、ハート
Chapter11 怒りに震えるアンスコム(1)
Chapter12 怒りに震えるアンスコム(2)
Chapter13 アンスコムと堕落した哲学者たち
Chapter14 ボヘミアンのマードック
Chapter15 マードックと二人の教師たち(1)
Chapter16 マードックと二人の教師たち(2)
Chapter17 フットとマードックと平底ボートの靴
Chapter18 ローラー車に轢かれるフット
Chapter19 ミジリーと配管工
Chapter20 悩みがないことに悩むウォーノック
Chapter21 ハンプシャーの尋問と試問
Chapter22 囚われのヘア
Chapter23 怖いぐらい賢いストローソン
Chapter24 反理論家ウィリアムズの誕生(1)
Chapter25 反理論家ウィリアムズの誕生(2)
Chapter26 哲学の修道僧、パーフィット
Chapter27 パーフィットと「重要な仕事」
Chapter28 ベジタリアンになったピーター・シンガー
Chapter29 ウィトゲンシュタインのオックスフォード
Chapter30 オックスフォードのウィトゲンシュタイン
SideStory 英国にサバティカルに行く人のために
あとがき
人名索引/事項索引
こぼればなし
(1)ライルとエアの旅行中の会話
(2)エアとマイク・タイソンの共通点
(3)石黒ひでのチュートリアル体験
(4)オースティンの求婚
(5)アンスコムの卒業試験
(6)アンスコムがズボンを脱いだ話の真偽
(7)アンスコムとギーチの出会い
(8)アンスコムの家と子どもたち
(9)教育者としてのアンスコム
(10)カトリック教徒としてのアンスコム
(11)アンスコムとギーチの夫婦関係
(12)良心的兵役拒否者のギーチ
(13)オースティンとアンスコムの共通点
(14)オックスフォードとケンブリッジを結ぶ鉄道
(15)サッチャーの不名誉博士号
(16)オースティンの耐えられない軽さ
(17)アイリス愛護協会
(18)マードックのウィトゲンシュタイン体験
(19)フットの映画館での経験
(20)フットの離婚
(21)マードックとミジリーのポスト争い
(22)パーフィットとチベット仏教
(23)ロワイヨモンの決戦
内容説明
アンスコム、ストローソン、パーフィット、ケンブリッジのウィトゲンシュタイン…明晰で分析的な文章の裏にある、哲人たちの一風変わった人生とは。日本の出版界でも注目を集め続けるオックスフォード哲学への導きの書。人気のウェブ連載を3万字増量して書籍化。ゴシップからはじめる不真面目な英国哲学入門。
目次
オックスフォードに行ったら大学がなかった話
ライルのカテゴリーミステイク
「ロンが生きてるなんて珍しいね」
エアの新婚旅行とウィーン学団
哲学者のための学校―オックスフォードの哲学教育(1)
ライルの大学院改革―オックスフォードの哲学教育(2)
どのオースティン?
仲間に噛みつく猟犬―オースティンの二つの研究会(1)
哲学の生じる場―オースティンの二つの研究会(2)
苦悩する男、ハート
怒りに震えるアンスコム(1)
怒りに震えるアンスコム(2)
アンスコムと堕落した哲学者たち
ボヘミアンのマードック
マードックと二人の教師たち(1)
マードックと二人の教師たち(2)
フットとマードックと平底ボートの靴
ローラー車に轢かれるフット
ミジリーと配管工
悩みがないことに悩むウォーノック
ハンプシャーの訊問と試問
囚われのヘア
怖いぐらい賢いストローソン
反理論家ウィリアムズの誕生(1)
反理論家ウィリアムズの誕生(2)
哲学の修道僧、パーフィット
パーフィットと「重要な仕事」
ベジタリアンになったピーター・シンガー
ウィトゲンシュタインのオックスフォード
オックスフォードのウィトゲンシュタイン
英国にサバティカルに行く人のために
著者等紹介
児玉聡[コダマサトシ]
1974年大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学。博士(文学)。東京大学大学院医学系研究科専任講師等を経て現在、京都大学大学院文学研究科教授。主な著書に『功利と直観』(勁草書房、2010年、日本倫理学会和辻賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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