目次
第1部 日常のなかの非日常(コロナ禍に読む『ウォールデン』の空気;遊びをせんとや生まれけむ―マーク・トウェイン『王子と乞食』におけるごっこ遊びによる非日常化;ヴェルマ・ウォーリスが描く北米先住民の日常―姥捨ての物語が明らかにした真実 ほか)
第2部 非日常のなかの日常(ニューヨークの幽霊たち―マーク・トウェインと非日常;一九二〇年代のアメリカ小説と(非)日常―『グレート・ギャツビー』を中心に
カリフォルニア・ベイエリア現代詩における「非日常」に対する抵抗 ほか)
第3部 非日常のなかの非日常(カート・ヴォネガットのSF小説『タイタンの妖女』と『猫のゆりかご』;カート・ヴォネガット『タイムクエイク』における既視感の(非)日常
難破する想像力と非日常)
著者等紹介
辻和彦[ツジカズヒコ]
広島大学大学院社会科学研究科修了。近畿大学文芸学部教授。博士(学術)
浜本隆三[ハマモトリュウゾウ]
同志社大学大学院アメリカ研究科博士後期課程単位取得退学。甲南大学文学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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