目次
第1部 研究課題の提示(本書の概要と先行研究レビュー;本書の援用理論)
第2部 日本における予防接種施策と予防接種・ワクチン禍の歴史的変遷、健康被害者の実態と救済制度の課題(日本における予防接種施策と予防接種・ワクチン禍の歴史(第1~第3期)
第4期(2009年以降)の予防接種施策と予防接種・ワクチン禍の歴史―感染症罹患回避施策の復活 ほか)
第3部 予防接種施策に関する生政治・サブ政治間の言説対抗と自己免疫化システム(予防接種施策における生政治とサブ政治;ワクチン接種に関する生政治・サブ政治間の言説対抗 ほか)
結論と提言(「犠牲のシステム」としての予防接種施策)
著者等紹介
野口友康[ノグチトモヤス]
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(国際貢献)。東京大学大学院総合文化研究科学術研究員。立命館大学生存学研究所客員研究員。特定非営利活動法人予防接種被害者をささえる会代表理事。野口研究室代表。公益財団法人予防接種リサーチセンター評議員・運営委員。その他これまで厚生労働省予防接種政策関連委員会の委員を歴任。元ロイター通信社勤務。専門:予防接種施策、社会学、障害学、インクルーシブ教育など。主な著書:『フル・インクルーシブ教育の実現にむけて―大阪市立大空小学校の実践と今後の制度構築』第7回(2021年度)立命館大学生存学研究所『生存学奨励賞』受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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