目次
はじめに COVID‐19による都市・コミュニティの変容を探る
第1部 COVID‐19とソーシャルディスタンシングがもたらしたもの(Social Distancing研究から見えてきたもの;新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)と倫理的・法的・社会的課題(ELSI)
ソーシャルディスタンシングがもたらす格差と分断
ソーシャルディスタンシング政策の評価、行動適応と立案方法
ソーシャルディスタンシング効果の充足性指標による評価の提案―モスキート感染モデルとQOLアクセシビリティ法 ほか)
第2部 COVID‐19による都市・交通・コミュニティの変容と設計(都市・コミュニティの新たな計画論の形成へ;COVID‐19による価値観変容から見た都市のQOL再評価;コロナ後、地域公共交通が再起動するために;COVID‐19の影響を踏まえた新たな地域公共交通維持スキームの提案;COVID‐19下でのパブリックスペースの利用と管理の変容 ほか)
著者等紹介
林良嗣[ハヤシヨシツグ]
中部大学卓越教授、名古屋大学名誉教授。ローマクラブ執行委員・日本支部長、世界交通学会前会長・COVID‐19Taskforce議長。交通・都市の費用便益分析をQOL評価へ転換するQOLアクセシビリティ評価法を発案し、コンパクト・プラス・ネットワーク、都市縮退、SDGsの包摂性の評価等、多方面に応用
森田紘圭[モリタヒロヨシ]
大日本コンサルタント株式会社インフラ技術研究所未来都市推進室・室長。博士(環境学)。名古屋大学大学院環境学研究科修了後、同社入社。道路計画および設計、エネルギー事業の調査・計画に関する業務を経て現職。現在は、中心市街地における都市・地域再生や気候変動やSDGsなどに対応する持続可能なまちづくり、スマートシティなど様々な事業の企画から設計、プロジェクトマネジメントに関わる。また、名古屋中区のまちづくりを担う錦二丁目エリアマネジメント株式会社の取締役として地域経営にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。