内容説明
イギリスの詩・文学・演劇を中心とした黒人文化を人種と性の多様性の視点から歴史的に掘り下げ、ブラック・ライヴズ・マターに接続する画期的著作!
目次
はじめに―ブラック・ブリティッシュという神話と多様性への道のり
1 プロローグ
2 イギリス産ブラック・ブリティッシュ・ポエトリー
3 ドラマという自分たち自身の舞台
4 フィクションの中のノンフィクション
5 自分(たち)を語るノンフィクション
6 主人公を創る―児童文学と青少年文学
おわりに―多様性への賛歌
著者等紹介
臼井雅美[ウスイマサミ]
現在、同志社大学文学部・文学研究科教授。神戸女学院大学卒業後、同大学院修士課程修了(文学修士)、1987年ミシガン州立大学修士課程修了(M.A.)、1989年博士課程修了(Ph.D.)。1990年広島大学総合科学部に専任講師として赴任。同大学助教授、同志社大学文学部助教授を経て、2002年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
林克也
2
ブラック・ブリティシュの主要人物とそのバックグラウンドについてとても参考になったが、あまりの人数であり、まずは興味のある分野の数人にしぼってこの後の読書や視聴をしていこうと思う。まずはドン・レッツ。 あと、 「だからこそ、ブラック・ブリティシュの声をきき続けなければならないのである」とあるが、誰に対しての言葉だろうか? 日本の読者?世界の支配層の白人? 2024/06/29
マミム
0
英国の近現代史を軸に、近年の黒人による文学や演劇を網羅的に紹介している本。大学で賞を取った作家が中心になりすぎているところは気になる。それらがどう受容されたかが分かりずらいから(〇〇大学から称号を与えられた、教鞭を取るようになった、と作家のキャリアの成功みたいにまとめられてたりする)。ロンドンに住むブラックの友達曰く、自身のアイデンティティは「ブリティッシュアフリカン」。「アフリカンアメリカン」とは意識が違うのだという。それもここに書かれている、植民地政策から続く文化の流れを踏まえるとリーズナブルである。2026/07/19




