目次
第1章 ASDとアルコール―その関係性
第2章 子ども時代と青年時代―ことの始まり
第3章 大人の世界―友人とか恋愛とか
第4章 仕事―飲むことと働くこと
第5章 終わりの始まり―何をやってもうまくいかない
第6章 アルコールを断つ―支援とリハビリ
第7章 酒を乗り越えた人生―ASD的アルコール症者の回復
付録―家族と友人の思い
著者等紹介
ティンズリー,マシュー[ティンズリー,マシュー] [Tinsley,Matthew]
現代語学の学位をもち、専門書店の分野で働くことに職業人生を捧げた。何年にもわたるアルコール症との苦闘と2回の離婚を経て、依存症を克服するに至った。現在は英国ブライトンに居を定め、自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群)の人々が直面する問題について啓蒙活動を行っている
ヘンドリックス,サラ[ヘンドリックス,サラ] [Hendrickx,Sarah]
英国における成人自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群)サポートプロジェクトのトレーニングマネージャーであり、フリーランスの自閉症スペクトラム障害(アスペルガー症候群)コンサルタントでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
59
【ASD特性とうまく付き合おうとして、アルコールを使用する人がいる】アルコール依存症と自閉症スペクトラム障害(ASD)との合併についての書としては、一番早い時期に刊行されたもの(英国で2008年に発刊)。巻末に、呉みどりヶ丘病院翻訳チームによる解説。参考文献。索引。因みに、呉みどりヶ丘病院は、アルコール依存症治療を専門とする民間初の病院で、創立50周年記念として邦訳し2022年発刊。「なぜ飲酒を選択するか?」の問いへの答え。①ASD者の多くは順法精神が非常に強いため、違法物質より合法的対処法を選択する。⇒2025/06/07
-
- 電子書籍
- ヒバナ 2015年8/10号