内容説明
国軍のクーデターに揺れるミャンマーで何が起きてきたのか。ロヒンギャ難民の大規模流出が始まった直後からクーデター発生のころまで、長期にわたる綿密な現地取材から、ミャンマーが抱える複雑な側面を克明に描き出す。
目次
序 共闘宣言―「敵とは国軍で、私たちお互いではない」
第1章 90万人の苦悩
第2章 排除の根源
第3章 遠い故郷
第4章 さまようロヒンギャ
第5章 クーデターの影
著者等紹介
北川成史[キタガワシゲフミ]
1970年、愛知県生まれ。早稲田大学商学部卒。1995年に中日新聞社入社。同社東京本社(東京新聞)社会部を経て、2017年9月から3年間、東京新聞・中日新聞バンコク支局特派員(19年8月から支局長)として、アジア・オセアニアを担当した。現在、東京本社特別報道部記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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