目次
序章(本書の目的と意義;先行研究の概観)
第1章 戦後米国の対台湾関係の始動と「台湾地位未定論」の形成(米国の対台湾関係の前史;米国の戦後国際秩序構想と台湾処理 ほか)
第2章 米国の対台湾関係の展開―国連介入の試行、対日講和での「台湾地位未定論」の確定(「台湾地位未定論」に伴う国連介入構想の試行―「国際問題化のための台湾地位未定論」とその挫折;米国の対日講和と平和条約による「台湾地位未定論」の確定―「国連決定のための台湾地位未定論」から「恒常化のための台湾地位未定論」へ ほか)
第3章 「米・台・華関係」の「調和」過程―主権と施政権の分離体制の形成(朝鮮戦争停戦と台湾問題;米国の「負債」から米国の「資産」になった国府 ほか)
終章
著者等紹介
鍾欣宏[チョンシンホン]
1988年生まれ。中国文化大学(台湾・台北)外国語学部日本語学科卒業、2015年桜美林大学大学院国際学研究科修士課程修了(修士・国際学)、2021年立教大学大学院法学研究科博士後期課程修了(博士・政治学)、現在、立教大学法学部兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。