目次
序章 日本の文教政策より生まれた「外国語指導助手」
第1章 文化的アイデンティティ研究への視座
第2章 語学指導などを行う外国青年招致事業(JETプログラム)―本研究の背景
第3章 対人場面と教育場面における位置取り―本国でマイノリティであった外国語指導助手
第4章 対人場面と教育場面における位置取りの縦断的変化―本国でマジョリティであった外国語指導助手
第5章 自己効力感と位置取り―授業での日本人英語教師と外国語指導助手の関係性に注目して
第6章 自己効力感の背景としての学校環境
第7章 位置取りへのマクロ次元の影響―自己効力感を中心に
終章 新しい文化的アイデンティティ理論の生成―位置取りのゆらぎのメカニズム
附章 JETプログラムのインパクト
資料
著者等紹介
浅井亜紀子[アサイアキコ]
桜美林大学リベラルアーツ学群教授。東京女子大学文理学部英米文学科を卒業後、富士ゼロックス株式会社に4年間勤務、ロータリー奨学生としてサンフランシスコ州立大学スピーチコミュニケーション大学院異文化間コミュニケーション専攻修了、修士(スピーチコミュニケーション)。2004年お茶の水女子大学人間文化研究所人間発達科学専攻博士後期課程修了、博士(人文科学)。カリタス女子短期大学准教授を経て、2009年より桜美林大学リベラルアーツ学群准教授、2016年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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