目次
第1章 はじめに
第2章 複合適応システム(CAS)としての児童保護機関
第3章 児童保護業務の専門性
第4章 複雑な社会的介入の評価
第5章 社会的コンテクスト
第6章 児童虐待の定義
第7章 実践における不確実性という課題
第8章 リスクアセスメントのプロセス
第9章 意思決定
第10章 組織による有効な実務のサポート
第11章 結論
著者等紹介
ムンロー,アイリーン[ムンロー,アイリーン] [Munro,Eileen]
ロンドン大学スクール・オブ・エコノミクス(LSE)社会政策学部社会政策名誉教授。児童保護業務における推論スキルと実践を、ソーシャルワーカーとしての経験をベースにして研究する。家族支援における複雑な原因過程を理解するにつれ、エビデンスベースの政策実践に内在する社会科学の哲学に興味を持つようになった。サインズ・オブ・セイフティをフレームワークとして行っている地方自治体のリフォームを調査し、有効な児童保護を評価するための方法を探求した
増沢高[マスザワタカシ]
千葉大学大学院教育学研究科教育心理修士課程修了。児童心理治療施設「横浜いずみ学園」副園長、子どもの虹情報研修センター研修部長を経て、現在、同センター研究部長、明治大学大学院文学研究科兼任講師、日本子ども虐待防止学会副理事長。専門は、臨床心理学、福祉心理学
小川紫保子[オガワシホコ]
国際基督教大学卒業。英国ケンブリッジ大学大学院教育学部、前期博士課程修了(教育学修士)。英国ロンドン大学ユニバーシティカレッジ教育学大学院社会科学研究所(UCL、IOE、SSRU)2011‐2017在籍。専門及び関心分野は教育社会学、家族と地域社会、児童の権利と虐待防止、社会資本論。現在、一般社団法人人権問題研究協議会理事、一般社団法人ピノッキオ(子どもの居場所)理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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