内容説明
全ての労働者のための民主的労使関係を構築する「労働者代表制」の実現を!労使共同決定制度がすすむドイツやEU、北欧諸国の制度や事例に学び、労働者参加のコーポレートガバナンス改革をはじめ、日本における新たな経済民主主義のあり方を提起する。
目次
第1部 コーポレートガバナンスをめぐる欧米の展開(英国のコーポレートガバナンス・コード改訂と日本への教訓;ドイツにみるコーポレートガバナンスの現実と戦略的課題;北欧福祉国家に未来はあるか;EUの「経済民主主義」革命と労働組合の果たす役割)
第2部 日本におけるコーポレートガバナンスのあり方(日本のコーポレートガバナンス・ビジョン―「共同決定制」の導入と公正なる分配制度をめざす;全国一律最低賃金制度の確立に向けて―働きがいのある職場づくりを;「労使経営協議会法」第二次改訂案)
著者等紹介
高木雄郷[タカギユウゴウ]
経営民主ネットワーク事務局長。ジャーナリスト。1946年北海道生まれ。1970年専修大学経済学部卒、自主管理研究所長、「現代フォーラム」編集人を経て、1995年より現在に至る。「経営民主主義」編集人、日本労働ペンクラブ、社会・経済システム学会、日本ILO協議会会員等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 洋書
- DE LA