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内容説明
本書は、ディスレクシアなど限局性学習困難(SpLDs)のある学習者の第2言語習得プロセスの概要を明らかにしたもので、特にはリーディングスキルの発達、教育プログラムの有効性、言語適性、他言語におけるSpLDsの診断の4点から分析し支援法を示しています。社会的・教育的文脈の中でSpLDのある学習者を捉え、これらの文脈における障壁がどのようにかれらの言語学習プロセスに影響を与えるかを詳解した、第2言語習得や応用言語学の分野で活躍する教師、研究者、学生にとって有用な一冊といえるでしょう。
目次
第1章 限局性学習困難
第2章 他言語における限局性学習困難を見出すこと
第3章 限局性学習困難が第2言語学習プロセスへ及ぼす認知的影響
第4章 言語学習における限局性学習困難と情意要因
第5章 限局性学習困難者の第2言語スキルに関するアセスメント
第6章 限局性学習困難のある学習者への言語教育
著者等紹介
コーモス,ジュディット[コーモス,ジュディット] [Kormos,Judit]
英国ランカスター大学教授、MA TESOL Distanceプログラム長。第2言語学習者の言語活動やモニタリング過程に関して、言語力とワーキングメモリの果たす役割から研究している。特に、ディスレクシアのある学習者の外国語学習、指導者教育に関する研究成果は数多く、国内外で高く評価されている。現在、EUプロジェクトErasmus+ EnGaGe Projectにも関わり、ディスレクシアのある学習者のための教材開発に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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