現代日本のエリートの平等観―社会的格差と政治権力

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  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784750352862
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

なぜ格差は是正されないのか? 1980年に三宅一郎氏らが実施した「エリートの平等観」調査。今あらためて同じ課題に取り組み、「一億総中流社会」から「格差社会」への40年間の変容を実証的に分析。第一線の政治学者たちが不平等の様々な側面を取り上げた。

内容説明

1980年に三宅一郎氏らが実施した「エリートの平等観」調査。今あらためて同じ課題に取り組み、「一億総中流社会」から「格差社会」への40年間の変容を実証的に分析。なぜ格差は是正されないのか?

目次

第1部 平等をめぐる理論と文脈(平等をめぐる理論と文脈;調査の方法と回答者のプロフィール)
第2部 エリートの社会経済的平等観(平等観と保革イデオロギー;経済的平等:不平等認知は再分配政策につながるのか;ジェンダー平等:右傾化か、経済か、フェミニズムの定着か;世代間平等:「シルバー民主主義」の実像;平等価値の階層構造:基底的平等価値の記述的分析)
第3部 政治的平等の諸側面(政治権力構造とマスメディア;レファレント・プルーラリズムのゆくえ;政策ネットワーク:官民関係の現状と変容;「一票の重み」の不平等が政治家に及ぼす影響;経済的平等に関する応答性:エリートと有権者の考えは一致しているのか;有権者の応答性認識にみる政治的平等:男性、高齢者、農村部に偏る政治;現代日本のエリートの平等観の諸相と権力構造・ネットワーク・応答性)

著者等紹介

竹中佳彦[タケナカヨシヒコ]
筑波大学人文社会系教授

山本英弘[ヤマモトヒデヒロ]
筑波大学人文社会系准教授

濱本真輔[ハマモトシンスケ]
大阪大学大学院法学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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K

2
エリートを、政党(保守・中道・革新)、官僚・自治体職員、各種団体(経済、農業、商工、市民)、労働組合、専門家、学者・文化人、マスコミのカテゴリーに分け、経済的/ジェンダー/世代間平等、政治過程における平等といったテーマにつき、有権者との間で平等認識を比較、さらには1980年実施の同様の調査と比較するという、壮大な社会調査をまとめた本。保守政党や経済団体、官僚という既得権益を有する意思決定層の方が社会は平等とか言っちゃうおめでたい認識を持ちがちなのがやっぱりな、というか軽い絶望感というか。2022/07/07

takao

1
ふむ2023/07/07

Muga

1
1980年代より外国人や女性に対して不平等だと考える数が増えている→実際に平等になってるのと、現状が平等だと認識してるのとは違うようだ。また、自分にちょっと有利になってるくらいの状態を平等だと認識する傾向があるようで、人間は自分の肉体の経験に縛られた存在だと何度目かわからないがつくづく思う。2022/08/20

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