目次
第1部 日韓関係という思想空間(“十七条憲法”の和と元暁の和諍―真の対話のために;ポストコロアニアルな視角から眺めた戦後の日韓関係―1990年代以降を中心に;日韓関係を歪ねる言葉―ねじ曲げられた「恨」;歴史から見た韓日関係―『海東諸国紀』と『看羊録』の視角から)
第2部 東アジアという文化空間(「わたしが一番きれいだったとき」―茨木のり子と文貞姫の詩的コミュニケーション;日本の物語と韓流ドラマにおける“背負い(おんぶ)”のナラティブ
海を渡る記憶と遠ざかる身体―金在南「鳳仙花のうた」と崎山多美「アコウクロウ幻視行」
東アジアにおけるレズビアン・フェニズムの運動・理論・文学―その歴史と経験の共有は可能か?)
著者等紹介
佐野正人[サノマサト]
東北大学国際文化研究科教授。日韓比較文学、日韓比較文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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