内容説明
外国人就労拡大への大転換、共生に正面から向き合うとき。“外国人に優しい社会は他者に寛容な社会につながる―”政策の大転換に影響を与えた書籍の増補版刊行!早稲田ジャーナリズム大賞、新聞労連ジャーナリズム大賞優秀賞W受賞!
目次
第1章 出稼ぎ留学生
第2章 留学ビジネス1 ネパールからの報告
第3章 留学ビジネス2 学校乱立の陰で
第4章 働けど実習生
第5章 変わる仕事場
第6章 交差する人々
第7章 ともに生きる
第8章 近未来を歩く
公開シンポジウム フクオカ円卓会議
第9章 共生へ 最前線から
第10章 進まぬ開国 特定技能導入1年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
23
新 移民時代――外国人労働者と共に生きる社会へ。西日本新聞社の著書。西日本新聞連載企画の書籍化。こういう現場取材は個人では難しいし西日本新聞のような大きな新聞社やメディアだからこそできるもの。西日本新聞だけではなくてほかの大きな新聞社やメディアもこういった現実をきちんと取材して読者に伝えてほしい。石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞・優秀賞受賞をしたのも納得の一冊。新 移民時代――外国人労働者と共に生きる社会へを読んだことをきっかけにして移民問題を真剣に考える人はきっと増えたはず。 2022/08/05
endlessdiscover
1
在住外国人は確実に増えているし、彼ら彼女たちがいなければ日本はやっていけなくなる。相手を人として認めることが大事。もっと日本、そして世界のこれからを考えよう。2020/11/01