高齢社会日本の働き方改革―生涯を通じたより良い働き方に向けて

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高齢社会日本の働き方改革―生涯を通じたより良い働き方に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 155p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750349701
  • NDC分類 366.28
  • Cコード C0036

内容説明

いくつもの構造的な課題が、生産的で質の高い仕事を行える職業生活の延長に向けた努力を阻み続けている。これらの課題としては、多くの企業において60歳という低い年齢の定年退職年齢の設定と関係する伝統的な雇用慣行と賃金体系、労働者間の格差を生み出す二重労働市場、若壮年期と高齢期どちらにもみられる相対的に質の低い仕事、といった課題が含まれる。特に、さらなる政策対応としては、高齢者のニーズや特定の状況、すなわち、1)終身雇用の恩恵を受けたものの60歳を過ぎ、引退に向け不安定な移行に直面する労働者層、2)終身雇用の外で増加しつつある非正規雇用者層、3)若い時期から非正規として働いてきたか、全く働いてこなかった女性の高齢者層、に応じた対応がなされなければならない。

目次

評価・提言(日本の人口は高齢化が急速に進み、労働力人口は減少していく;日本の高齢者はそれぞれに合わせた政策対応が必要となる多様なニーズを抱えている ほか)
第1章 変革期にある日本の高齢者雇用(変革期にある日本の高齢者雇用;急速な人口高齢化を背景に、高齢期における就労の促進はこれまで以上に重要なものとなっている ほか)
第2章 高齢者の雇用を維持し、新規に雇う事業主への支援策(雇用慣行と高齢者雇用のコスト;年功要素による賃金上昇が他国よりも日本は大きい ほか)
第3章 スキル開発と就労化対策(職業生涯を通じた訓練の促進;就労支援の効率化 ほか)
第4章 長期化する職業生涯に応じたより良い仕事の質(日本の仕事の質と労働条件;高齢労働者の労働条件強化に向けた取組 ほか)

著者等紹介

井上裕介[イノウエユウスケ]
厚生労働省、内閣府を経て、経済協力開発機構(OECD)労働市場エコノミストとして本書を執筆。現在、世界経済フォーラム第四次産業革命日本センターフェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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お抹茶

1
日本の高齢労働者は職務内容や労働条件が変わらないのに賃金カットされ,連帯意識の低下や生産性の低下を招く。企業がこうする理屈はわかるが,当事者にとってはやりきれない。日本の働き盛りと高齢労働者のスキル活用の差はOECD加盟国と比べて大きいという指摘があり,日本はまだまだ太く短く,そして安く働かせる思考なんだなと思った。2020/06/01

愛の工場長

0
多くの高齢者は定年後の大幅な賃金カットに直面し、能力が十分に活用されない仕事に再雇用され、それによって仕事の満足度・やる気・生活の質が損なわれる。企業は高齢者の技能と能力を十分に活用するためのエイジ・マネジメント導入の実践方法を労働者代表と協力して開発し、他社と共有すること及びワークライフバランス改善に必要な柔軟な労働時間を全ての年齢層の労働者が利用できるようにすること。定年退職後の労働者は完全な引退の途上で困難に直面する。長期的には定年制を廃止することを検討すべき。報酬と年齢の関係性をさらに弱める努力を2023/03/14

Go Extreme

0
定年制と年功賃金の見直し(定年退職制廃止) 労働市場の二重性是正(正規・非正規) 生涯学習への投資・雇用形態による訓練参加率格差縮小 長時間労働対策→働き方改革→心理社会的リスク評価の義務か 女性の労働市場(再)参入←子育て・介護支援 労使・中央政府の三者協議会→エイジ・マネジメント&賃金制度見直し 定期的なスキル分析・予測 認定・資格枠組みの整備 年齢にかかわらない汎用スキル訓練 早期からの起業訓練強化 勤務インターバル規制 職務記述書の整備義務付け→同一労働同一賃金実現 2020/05/10

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