目次
第1部 児童相談所の児童虐待対応(あらためて児童虐待とは何なのか;現在の児童相談所の課題;児童相談所の葛藤)
第2部 児童虐待と子どもの権利(わが国の子どもの権利の現状;子どもの人権侵害としての児童虐待;虐待対応の法的課題;子どもの人権と一時保護;子どもの意見表明権のあり方)
第3部 一時保護児童の意見聴取の実践と課題(弁護士による子どもの意見聴取;弁護士による意見聴取の効果と今後の課題;児童相談所での子どもの意見聴取の取り組みを振り返って)
児童相談所が子どもたちから学んだこと―「意見を聴かれる子どもの権利」の実現に向けて
著者等紹介
小野善郎[オノヨシロウ]
和歌山県精神保健福祉センター所長。精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医、日本児童青年精神医学会認定医、子どものこころ専門医。和歌山県立医科大学卒業。ひだか病院精神科医員、和歌山県立医科大学神経精神医学教室助手、和歌山県子ども・女性・障害者相談センター(和歌山県中央児童相談所)総括専門員などを経て、2010年4月より現職
藥師寺真[ヤクシジマコト]
岡山県保健福祉部子ども家庭課児童福祉班総括参事(班長)。1993年に岡山県へ選考職(福祉専門職)として入庁。福祉型障害児入所施設のケアワーカー、精神科病院のソーシャルワーカー、県庁の児童虐待・DV防止事業担当、岡山県福祉相談センター(中央児童相談所/身体・知的障害者更生相談所/女性相談所)の企画部門担当、児童相談所(通算16年)の児童福祉司スーパーバイザー、虐待対応班長、児童心理司として勤務し、岡山県津山児童相談所子ども支援課課長を経て、2019年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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