難民との友情―難民保護という規範を問い直す

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難民との友情―難民保護という規範を問い直す

  • 山岡 健次郎【著】
  • 価格 ¥3,960(本体¥3,600)
  • 明石書店(2019/11発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750349299
  • NDC分類 369.38
  • Cコード C0036

内容説明

難民問題を配分的正義の問題へと還元してしまうことで、友情という次元は見えづらくなる。あるいは、友情という問題は、その次の段階の問題、とされてしまう。つまり、配分的正義の問題が解決したあかつきには、難民との友情も可能となるであろうということが、ほとんど根拠なしに自明のこととして前提されている。しかし、本書ではそうした前提はとらない。これは段階の問題ではない。配分的正義の問題へと切り詰められることによって、難民は制度的な身分へと取り込まれ保護され、国民社会との関係性はかえって希薄化していく。互いに友情を結ぶチャンスは遠ざかる。大事なことは、正義の実現を辛抱強く待つことではなく、別の位相において同時に、友情を追求することであろう。

目次

第1章 国民国家システムと難民
第2章 難民の定義をめぐって
第3章 「移民状況」/「難民状況」
第4章 主権の過剰による難民の地位の変容過程
第5章 難民との友情
第6章 流動へと根づく
第7章 「中国残留邦人」という移動―「移動」と「定住」の弁証法

著者等紹介

山岡健次郎[ヤマオカケンジロウ]
1977年生まれ。一橋大学社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在、香川高等専門学校一般教育科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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