目次
序章(民間の民事事件に政府が介入するのは妥当か?;日韓関係の危機への対応は可能か?;まずは、大法院判決を読むことから)
第1章 大法院判決を読む(事件の内容;日本の裁判所の判決(原告敗訴)との関係
日韓請求権協定との関係)
第2章 日韓請求権協定で終わったこと、終わっていないこと(「反人道的な不法行為を前提とする強制動員」被害者の慰謝料請求権;日本軍「慰安婦」問題との比較)
第3章 日本の植民地支配は不法だったのか?(大法院判決の憲法解釈;国際法の解釈)
第4章 歴史認識と日韓の和解への道
著者等紹介
戸塚悦朗[トツカエツロウ]
1942年静岡県生まれ。現職:弁護士(2018年11月再登録)。英国王立精神科医学会名誉フェロー。日中親善教育文化ビジネスサポートセンター顧問。教育歴等:理学士・法学士(立教大学)。法学修士(LSE・LLM)。博士(立命館大学・国際関係学)。職歴:1973年4月第二東京弁護士会及び日本弁護士連合会入会(2000年3月公務就任のため退会)。薬害スモン訴訟原告代理人を務めた。1984年以降、国連人権NGO代表として国際的人権擁護活動に従事。国連等国際的な舞台で、精神障害者等被拘禁者の人権問題、日本軍「慰安婦」問題などの人権問題に関わり続けてきた。2000年3月神戸大学大学院(国際協力研究科助教授)を経て、2003年4月龍谷大学(法学部・法科大学院教授。2010年定年退職)。1988年以降現在までの間、英国、韓国、米国、カナダ、フィンランドの大学で客員研究員・教員を歴任。研究歴:国際人権法実務専攻。近年は、日韓旧条約の効力問題および安重根裁判の不法性に関する研究を進め、日本の脱植民地化のプロセスの促進に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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