パパは女子高生だった―女の子だったパパが最高裁で逆転勝訴してつかんだ家族のカタチ

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パパは女子高生だった―女の子だったパパが最高裁で逆転勝訴してつかんだ家族のカタチ

  • 前田 良【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 明石書店(2019/10発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750348957
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0036

内容説明

家族は、四人。僕、妻、二人の子どもたちの四人家族だ。どこにでもいる、家族。ただひとつ。たったひとつだけ、違ったことといえば、女の子として生まれたということだった。「性別変更した夫を父親として認める」という画期的な決定を最高裁で手にした家族の物語。

目次

第1章 パパは女子高生だった(パパは「男の子になりたかった」;パパは武装した!バレたくなかった! ほか)
第2章 父親になった僕(僕の心はジェットコースター;悩みに悩んで、悩みぬく ほか)
第3章 私はいつも、良のとなりで(こんなハズじゃなかった!;出会いは八年前。すべてはそこから始まった ほか)
第4章 これがボクたち家族のカタチ(お風呂の時間;パパは講演活動を始めたよ! ほか)

著者等紹介

前田良[マエダリョウ]
Like myself代表。妻と子ども2人の4人家族。1982年、兵庫県に「女性」として生まれる。2008年、戸籍上の性別を「男性」に戻して結婚。AID(非配偶者間人工授精)により子どもを授かるが、出生届が受理されず、東京家裁に「戸籍訂正許可申立」を行い、裁判を始める。東京家裁、高裁では棄却されるが、最高裁で逆転勝訴。現在は、各地で講演活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

橘 由芽

8
題名だけ見てもおおよその事情は想像できました。性同一性障害の著者は男性として家庭を持ち、その家族を守るために奮闘します。そこには本当に色々な(主に対世間や社会といったこと)問題があり、マイノリティの悲しさ辛さというものが伝わってきます。言い訳はいくらでもできたと思うのです。「親が、社会が、世間が、法律が、運命が・・・・」と。著者の前田さんが、それでも自分の幸せを追求して生きていこうとする姿は性別を超えて、人間として立派だなと思いました。2019/12/22

kitten

8
図書館本。タイトルが気になって借りてみた。これは小説ではなく、実話、ドキュメンタリーだった。性同一性障害の「パパ」が戸籍を男性にかえて結婚したのに、その子供の父親と認められずに裁判を起こした話。LGBTに対する法整備を進めた、画期的な逆転勝訴だった。男の子だから、とか女の子だから、とか、そういうの、もうナシにしない?全部まとめて個性でいいやん。もう少し時間がたつと、「これくらい普通、認められなかったなんて変な時代だったね」ってなってるといいな。2019/12/04

みとん

7
先生からのリクエストで中学校に購入した本。裁判関係の前に、まずは元女子高生のパパの人生が長男くん視点で語られる。わりとコミカルに語られるのでトランスジェンダーについて受け入れやすく読みやすい。それからパパ、ママ、次男くん視点で語られる家族の物語。性転換手術をしてママと結婚し、非配偶者間人工受精という方法で子どもを授かった。しかし出生届が受理されなかった。親と認めてもらえなかった。人権を無視した市役所の対応、周りからの冷たい言葉、そして始まった長期にわたる国との裁判。かっこいいパパがいる幸せな家族です!2021/03/10

Yuka

4
乙武洋匡さんのヒゲとナプキンを読んでトランスジェンダーのことをもう少し知りたいなぁと思って。 戸籍を変えて結婚できるというのは知っていたけれど、子どもが嫡出子なのか非嫡出子なのかで問題があった過去があったなんて知らなかった。声を上げて戦う人がいないと変わらないというのがまだまだ色んなところにあるのだろうな。外の人の価値観でその家族が幸せかどうか判断する必要なんてない。本人たちの望む幸せを当たり前に得られる社会になったらいいなと思う。 そのためにも、【理解するのではなく知ること】ってすごく大事だなと思った。2019/12/26

ゆきんこ

3
性同一性障害で女から男へ体も戸籍も変えた著者が結婚し、子供を設けた時に性転換した父親は父親ではないと父親になることを却下されたが最高裁で「性別変更した夫を父親として認める」と逆転勝訴。認めないのは性同一性障害者に対する差別であると担当弁護士が解説で語っている。 この本には著者自身の視点だけではなく、妻、次男視点から書かれたものもあり、そちらの方が著者がどのような立場 状況に置かれているか、また客観的に見てどうかということがよくわかった。 2020/07/03

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