目次
第1章 災害体験と貧窮問題の形成―1920年華北大飢饉
第2章 協同組合と農村救済―日本の産業組合政策と華洋義賑会の合作事業
第3章 合作社の思想と救貧事業―于樹徳における「好人」の自治
第4章 社会調査の実践と困難―李景漢の社会調査論
第5章 救貧制度と社会的権利の成立過程―日本と中国における「慈善」概念の比較
第6章 「社会連帯主義」の可能性―柯象峰の社会救済論
著者等紹介
穐山新[アキヤマアラタ]
1977年茨城県生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。博士(社会学)。筑波大学人文社会系特任研究員を経て、法政大学大学院グローバル化と移民問題研究所特任研究員、早稲田大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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