出版社内容情報
私たちはまさに「ポピュリスト・モーメント」の只中にいる――。「ポスト政治」的状況において、左派ポピュリズムの可能性とは何か。「少数者支配」に対抗する「人民」を構築し、民主主義を回復・深化させるためのラディカル・デモクラシー戦略を提示する。
序論
1 ポピュリスト・モーメント
2 サッチャリズムの教訓
3 民主主義を根源化すること
4 人民の構築
結論
付録
謝辞
原注
訳注
訳者解題
索引
シャンタル・ムフ[シャンタル ムフ]
著・文・その他
山本 圭[ヤマモト ケイ]
翻訳
塩田 潤[シオタ ジュン]
翻訳
内容説明
ギリシャのシリザ、スペインのボデモス、米国のサンダース、英国のコービン、不服従のフランスのメランション…。“少数者支配”に立ち向かう。民主主義を回復・深化させるためのラディカル・デモクラシー戦略。
目次
1 ポピュリスト・モーメント
2 サッチャリズムの教訓
3 民主主義を根源化すること
4 人民の構築
著者等紹介
ムフ,シャンタル[ムフ,シャンタル] [Mouffe,Chantal]
ベルギー生まれ。現在、ウェストミンスター大学民主主義研究所教授(政治理論)。ハーバード大学、コーネル大学、プリンストン大学先端研究所、パリ国立科学研究センター(CNRS)などでの研究職や、コロンビア国立大学、ロンドン市立大学、ロンドン大学ウェストフィールド・カレッジなどの教授を歴任。パリ国際哲学カレッジにも参画
山本圭[ヤマモトケイ]
立命館大学法学部・准教授。専門は現代政治理論、民主主義論。名古屋大学・大学院国際言語文化研究科単位取得退学。博士(学術)
塩田潤[シオタジュン]
神戸大学・大学院国際協力研究科博士後期課程在籍。専門は政治社会学。ピサ高等師範学校人文社会科学研究科留学。研究対象はアイスランドにおける金融危機後の社会運動と制度内政治の関係性、とくに、運動政党、反緊縮運動、憲法改正運動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころこ
34
またの名
qoop
やまやま