カタルーニャでいま起きていること―古くて新しい、独立をめぐる葛藤

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カタルーニャでいま起きていること―古くて新しい、独立をめぐる葛藤

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  • サイズ B6判/ページ数 113p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750347578
  • NDC分類 964
  • Cコード C0036

出版社内容情報

スペイン・カタルーニャ自治州の独立を問う住民投票から1年。混迷が続く独立問題に出口はあるのか。カタルーニャ人作家メンドサが、カタルーニャの歴史とアイデンティティの成り立ちに騒動の背景を探り、排外主義が拡がる祖国、そして世界に警鐘を鳴らすエッセイ。

エドゥアルド・メンドサ[エドゥアルド メンドサ]
著・文・その他

立石 博高[タテイシ ヒロタカ]
翻訳

内容説明

「カタルーニャで起きていることは、広範に拡がっている病気の一つの症候にすぎない」世界中で台頭する排外主義とポピュリズム。スペインもその例外ではない。混迷が続くカタルーニャ独立騒動に出口はあるのか。カタルーニャ人作家メンドサによる祖国の現状の告発。

目次

フランコの神話
フランコ体制下のカタルーニャにおける弾圧
カタルーニャ語の使用禁止
移入者
カタルーニャ社会の起源
語られることのないカタルーニャ・ブルジョワジー
原罪としてのバルセローナ
カタルーニャ人の性格
フランコ主義者が思い描いたカタルーニャ人
フランコ主義的民主主義か?
スペインの中のカタルーニャ
カタルーニャの独立

著者等紹介

メンドサ,エドゥアルド[メンドサ,エドゥアルド] [Mendoza,Eduardo]
1943年、バルセローナ生まれ。1975年に処女作『サボルタ事件の真相』を出版。1986年に発表した『奇蹟の都市』で数々の文学賞を受賞し、スペインのベストセラー作家の地位を確立。2016年、スペイン語圏文学の最高賞であるセルバンテス賞を受賞。カタルーニャ語とスペイン語のバイリンガルだが、作品はすべてスペイン語で発表している

立石博高[タテイシヒロタカ]
東京外国語大学長。専攻はスペイン近代史、スペイン地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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samandabadra

3
スコットランドにおける独立をめぐる住民投票に勇気づけられるように、カタルーニャで2017年の同じく住民投票が行われた。その直前ぐらいに出版された本の翻訳で、その当時のカタルーニャにおける議論の行方を心配しつつ評論した一冊。翻訳者(立石博高氏)のあとがきの中で、独立に賛成した人は9割以上いたが、投票率が4割程度で、世論調査では独立に賛成が41%、反対が49%とあったことから難しかったことがわかる。また、バルセロナにおける資本の蓄積の話、カタルーニャ語の「抑圧」に関する様々な議論を読むことができて勉強になった2022/01/27

どうろじ

1
カタルーニャ問題への興味から読んだ。コスモポリタンと閉鎖的社会がバルセローナに同居しているというのは興味深く感じる。ただ、先鋭化した民族主義とローカリズムに対する寛容への呼びかけが、最終的に誰を守ることになるのかは気になるところである。2019/07/25

ルヴナン

1
カタルーニャ知識人が己を語ろうとすると支離滅裂になる。歴史を詳らかにするものではない。印象であり、苦悩であり怒りであり記憶の断片であり文学である。酔っぱらいの説教にも似ている。2019/03/05

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