出版社内容情報
スペイン・カタルーニャ自治州の独立を問う住民投票から1年。混迷が続く独立問題に出口はあるのか。カタルーニャ人作家メンドサが、カタルーニャの歴史とアイデンティティの成り立ちに騒動の背景を探り、排外主義が拡がる祖国、そして世界に警鐘を鳴らすエッセイ。
エドゥアルド・メンドサ[エドゥアルド メンドサ]
著・文・その他
立石 博高[タテイシ ヒロタカ]
翻訳
内容説明
「カタルーニャで起きていることは、広範に拡がっている病気の一つの症候にすぎない」世界中で台頭する排外主義とポピュリズム。スペインもその例外ではない。混迷が続くカタルーニャ独立騒動に出口はあるのか。カタルーニャ人作家メンドサによる祖国の現状の告発。
目次
フランコの神話
フランコ体制下のカタルーニャにおける弾圧
カタルーニャ語の使用禁止
移入者
カタルーニャ社会の起源
語られることのないカタルーニャ・ブルジョワジー
原罪としてのバルセローナ
カタルーニャ人の性格
フランコ主義者が思い描いたカタルーニャ人
フランコ主義的民主主義か?
スペインの中のカタルーニャ
カタルーニャの独立
著者等紹介
メンドサ,エドゥアルド[メンドサ,エドゥアルド] [Mendoza,Eduardo]
1943年、バルセローナ生まれ。1975年に処女作『サボルタ事件の真相』を出版。1986年に発表した『奇蹟の都市』で数々の文学賞を受賞し、スペインのベストセラー作家の地位を確立。2016年、スペイン語圏文学の最高賞であるセルバンテス賞を受賞。カタルーニャ語とスペイン語のバイリンガルだが、作品はすべてスペイン語で発表している
立石博高[タテイシヒロタカ]
東京外国語大学長。専攻はスペイン近代史、スペイン地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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