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出版社内容情報
ドローンは世界中を戦場に変え、戦争は「人間狩り(マンハント)」となる。その影響は軍事だけでなく、心理、地理、倫理、法律、政治等々、われわれの社会を大きく変えるだろう。本書は、ドローンがもたらす帰結とは何か、「哲学」的に考察する。
プレリュード
序文
第1章 技術と戦術
1 過酷な環境での方法論
2 〈捕食者〉の系譜学
3 人間狩りの理論的原理
4 監視することと壊滅させること
5 生活パターンの分析
6 キル・ボックス
7 空からの対反乱作戦
8 脆弱性
第2章 エートスとプシケー
1 ドローンとカミカゼ
2 「他の人々が死にますように」
3 軍事的エートスの危機
4 ドローンの精神病理学
5 遠隔的に殺すこと
第3章 死倫理学
1 戦闘員の免除特権
2 人道的な武器
3 精緻化
第4章 殺害権の哲学的原理
1 心優しからぬ殺人者
2 戦闘のない戦争
3 殺害許可証
第5章 政治的身体
1 戦時でも平時でも
2 民主主義的軍国主義
3 戦闘員の本質
4 政治的自動機械の製造
エピローグ――戦争について、遠くから
訳者解題 〈無人化〉時代の倫理に向けて
注
グレゴワール・シャマユー[グレゴワール シャマユー]
著・文・その他
渡名喜 庸哲[トナキ ヨウテツ]
翻訳
目次
第1章 技術と戦術
第2章 エートスとプシケー
第3章 死倫理学
第4章 殺害権の哲学的原理
第5章 政治的身体
エピローグ―戦争について、遠くから(遠隔戦争について)
訳者解題 “無人化”時代の倫理に向けて
著者等紹介
シャマユー,グレゴワール[シャマユー,グレゴワール] [Chamayou,Gr´egoire]
1976年生まれ。フランスの哲学研究者。現在、フランス国立科学研究所(CNRS)研究員。専攻は科学哲学
渡名喜庸哲[トナキヨウテツ]
1980年生まれ。慶應義塾大学商学部准教授。専攻はフランス哲学、社会思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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姉勤
BLACK無糖好き
無重力蜜柑
Ryo
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